TOEIC600点台からIELTS5.5を取得する方法

前回の記事の続きになりますが、私は当初IELTSを受験するにあたり先ずは基礎を身につけようと思いTOEICの対策を始めました。

当初260点だったスコアでしたが10ヶ月ほど対策して何とか600点台を取得できたため、基礎は身についただろうと思いIELTSに移りました。

レベルが違ったIELTS

IELTSはTOEICと違い4技能全てありますが、どの技能も難易度が高いのです。リーディングとリスニングはTOEICと被るのである程度できるだろうと思っていたのですが、当初は全く意味不明でした。何なら問題文ですら意図を把握することができませんでした。IELTSは特にリスニングで顕著なのですが問題文が難しいです。問題文の意図をいかに素早く把握するかが最も重要なファクターです。

最初に公式問題集を実力を計測するために解いたのですが、リーディングは確か11~3問程度しか正答できなかったです。リスニングに関して5~6問程度だったと思います。

https://solo-ielts-toefl.com/ielts-score-how-it-is-marked/

当初は総合で4程度だったと思います。もしこの記事を読んでいる方でTOEICで600程度を取得、英検2級程度を取得してIELTS対策を始めて全く手も足も出ないという人がいても、落ち込むことは無いです。そういうものです。

横ばいだったリーディング

私は初めてIELTSを受験して実際に目標スコア達成するまで3回受験したのですが、リーディングは一貫して5.0でした。対策はもちろん語彙増強、音読など沢山やったのですが、スコアは横ばいで変化がありませんでした。これはおそらく英語力と言うよりは単純な国語力の問題で、問題文の意図の把握や長文読解で思い違いを起こしていたのでは無いかと思っています。

私の個人的な推察ですが、解けない問題というのは単純に実力不足というよりはその人の思い違いが原因では無いかと思っています。

乱高下したリスニング

リスニングは当初初めて受けた際は5でしたが、2回目はだいぶ落ちて4でした。3回目5.5と大幅に上昇。これは問題の相性が深く関わったなと思っています。ここでの悩みは何となく音は聞き取れるが意味がとれないことでした。リスニングは音を聞いた瞬間に意味を同時に把握できないと解けません。おそらく知っている表現と音が結びついていなかった、加えてそもそも知ってる表現が乏しかったのが原因だと思います。

2回目の試験が終わった後はリスニングの音源を1分刻みでリピーティングしていました。これはほとんど暗唱に近いレベルまで繰り返し行いました。沢山数をこなすというよりは音源を聴いて理解できるレベルになるまで精度を上げることを軸に一つの音源を繰り返しこなしていきました。

その甲斐あってか問題との相性がよかったのか前回の4から5.5まで上がりました。

ライティングが最もスコアが取得しやすく安定する

私はライティングは初回から6を取得し2回目も6でした。3回目はやや落ちて5.5でしたが個人的にライティングが最も簡単にスコアが取得できると思っています。おそらく6までなら勉強時間に素直に比例して伸びやすいと思います。

対策としてはモデルアンサーをひたすら写経していました。

IELTS ライティング徹底攻略 ([テキスト])

こちらの教材にあるモデルアンサーを写経して、使えそうな表現を身につけていきました。例えば、最初ありがちなのが、パート1のグラフ問題でそれぞれのグラフの年代別の推移を端的に書くというのがありがちかと思っています。

例:1950年は50%で、1970年は80%だった。It was 50% in 1950 and 80% in 1970.

このような書き方で全ての年代の推移を記述することがライティング初心者にありがちの書き方かと思っています。これだと5.5レベルで落ち着きます。

上記の書籍では推移の対象性に目を向けて記述しています。例えば「1950年代と70年代では大きな差がある前者〇〇%だが後者は〇〇%だ」このように一つの推移を他の年代と関連付けて記述すると6を取れると個人的に思っています。

パート2対策

上記はパート1対策ですが、配点の比率はパート2に重きが置かれています。そのためパート2でいかに高得点をとるかがライティングのスコアに直結します。

ありがちな問題でアイディアが出てこないがあるかと思います。制限時間内で与えられた問題に回答するためのアイディアがうまく纏まらない・出てこないというのはライティング対策中私は陥っていました。

これはブレインストーミングで大分解消できます。

一つの事柄に関連するアイディアを良し悪し問わず書き殴るのです。

問題:It is more important for schoolchildren to learn about local history than world history.

一例として狭義の歴史、地元の歴史にフォーカスしていますが、あくまで一例。関連する事柄書きまくります。

もうこれ以上書けないまたは深掘りして一連の話が完結したらそのアウトラインを決めます。

大元から末端に至るまでの大まかなタイトルがトピックセンテンスとなります。そのトピックセンテンスに対してなぜ・どうしたらそのなるのかをまとめた一文がサポートセンテンスとなります。

具体例はこのブレインストーミングで出してきたアイディアをもとに深掘りして記述していきます。

以上がライティングのざっくりとした対策ですが、最も重要なのが写経です。書く分野別にモデルアンサーを写経して表現を覚えていくこととパート2におけるアイディアをあらかじめいくつか持っておくと良いです。

全く関連性のない様に見える初見の問題でも案外過去にやった問題から自分が得意とする分野に繋ぎ合わせることが出来るので3~5個論理の固まったストーリーを持っておくといいです。

これに関してはまた別の記事で紹介しようと思います。

スピーキング対策

最も苦手だったスピーキング。初回は4でした。2回目は試験管が甘かったのか5.5。3回目は5でした。

スピーキングは試験管次第な要素が大きい様に思いました。初回は中年のイギリス人女性でしたが風邪を引いていたのかマスクをしており何を言っているのかほとんど聞き取れなかったです。2回目はフィリピン人女性でしたが感覚的は初回の出来栄えとそれほど変わりなく、今回もダメかと思っていたらなぜか5.5取れていたので試験管の裁量が大きい様に思います。

行った対策としてはパート1.2.3それぞれの質問に対する答えを作り暗誦していました。

https://ielts.koolearn.com/20250115/865233.html

こちらのサイトは中国のサイトですが過去に問われた質問を集計しているサイトです。おおよそこちらに掲載されている問題が使い回されている感じです。

このサイトを参考にパート1は80問ほどパート2は20問・パート3は10問程度答えられるように暗誦していました。

このようなスクリプトを何枚も作成してプリントし、買い物で出かける時も歩きながらブツブツ音読してました。

スコアの推移

初回時

2回目

3回目

必要な学習時間

ある人は5.5を取得することを登山で例えたり、ある人は他の資格取得に例えたりといまいち例として実感が持ち難い例を挙げますが、個人の体験ベースで最も正確な指標だなと思うものがこちらです。

https://solo-ielts-toefl.com/how-to-get-5-5/

こちらの画像はhttps://solo-ielts-toefl.com/how-to-get-5-5/から引用したもになります。ここで提示されている学習時間がリアルな必要時間だと思います。中学レベルからだと5.5取得に2000時間程度かかるようです。

僕自身初期のTOEIC200点台からIELTS5.5を取得するまで約2000時間程度学習したと思います。

600点台からだと約1000時間程度だったと思います。

私は仕事をちょうど退職していたので直前の数ヶ月は1日7時間程度学習時間をとっていました。

ネットではIELTS5.5は簡単だと言われていますが、普通に難しいです。他の試験換算ではTOEIC750~800前後、英検では準1級に程度なのでそれなりに難易度が高いです。大学受験である程度レベルの高い大学に向けて受験英語を詰め込んだ人であればリーディングはある程度スコアが取れますが、本当に初心者レベルの人にとって非常に難しい試験だと思います。

毎日コンスタントに続けることが重要です。でもあまり焦らずに1文をリピーティングする習慣をもつだけでも結果は変わってきますのであまり気張らずにやっていきましょう。

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